FIBA U18 女子 アジア選手権大会 2018が開幕。女子U18日本代表はニュージーランドとの初戦を77-62で勝利し、白星スタートを切った。
1Q:立ち上がり、ニュージーランドは#33Charlisseと#45Charlotteのピック&ロールで攻撃を組み立てていく。そこを起点に#33Charlisseの3Pシュートや、#45Charlotteがスクリーンからのポップでミドルシュートを打つなど、巧みな攻撃で得点される。対する日本は#4石原や#7奥山の3Pシュートなど外角シュートで応戦する。日本の持ち味である粘り強いディフェンスから速攻を繰り出し、リードを奪う。#13東藤のスティールからの速攻を決め、23-13とし第1クォーター終了。
2Q:日本は得意のトランジションゲームを展開していく。ハーフコートでは#6竹原が積極的な1on1でゴールを奪い、ニュージーランドとの点差を離しにかかる。対するニュージーランドは、ピック&ロール主体の攻撃から#45Charlotteの力強いゴール下の得点で、主導権を譲らない。日本のトランジションバスケットに対してうまく対応され、思うように点差を離せず、41-29で前半終了。
3Q:後半に入り、ニュージーランドの力強いプレーが息を吹き返す。#45Charlotteはリング下でのパワープレー、#33Charlisseのドラッグスクリーンからのパワーレイアップと連続失点を許す。日本も負けじと#6竹原の1on1、ディフェンスからのブレイクで対抗する。しかし、ニュージーランドはピック&ロールからの攻撃で確実に得点を重ね、#45Charlotteに3Pシュートで46-42と4点差にされ、日本はたまらずタイムアウト。その後は一進一退の攻防が続く中、#9今野が1on1で打開し、#6竹原のポストプレーで応戦し、52-50となんとかリードしたまま最終クォーターを迎える。
4Q:開始早々、ニュージーランドは攻撃の軸であった#33Charlisseが4ファウルとなりベンチに下がる。日本はここぞとばかりにディフェンスを厳しくし、トランジションバスケットで流れを引き寄せる。#11梅木がドライブで崩してゴールにアタックしたり、ゴール下の#6竹原へアシストを決め、オフェンスリバウンドを獲った#13東藤がねじ込み、一気に引き離していく。さらに#9今野、#6竹原が3Pシュートを決め、68-56と12点差をつける。タイムアウトを取ったニュージーランドだが、その後も日本はディフェンス良くターンオーバーやシュートミスを誘う。逆に落ち着いて試合を運んだ日本が77-62で初戦をものにした。
次戦は10月29日(月)17:45(日本時間21:15)よりマレーシアと対戦する。