FIBA U18 女子 アジア選手権大会 2018は予選ラウンド3戦目。2連勝同士の中国と対戦。前半は中国にリードされる展開だったが、後半はオールコートプレスディフェンスで高さに対抗すると流れを呼び寄せる。次々とペイントエリアにアタックし、そのままゴールを奪っていった日本が、94-79で中国を破り、準決勝進出決定。同時に、来年開始されるFIBA 女子U19ワールドカップ出場権を獲得した。
1Q:日本は前線から相手ガードに対してディフェンスでプレッシャーをかけ、中国の高さに対抗する。オフェンスでは#13東藤のドライブが決まり、テンポ良くバスケットを展開する。対する中国は高さを生かし、ペイントエリアにボールを集めて対抗。さらにアウトサイドへパスを出し、外角シュートを沈め主導権を譲らない。23-24、中国リードで第1クォーターを終える。
2Q:日本は#11梅木と#15池田を投入し、よりアップテンポな展開で攻撃を仕掛けていく。対する中国はセンターを中心にインサイドからの攻撃が主体となる。センター陣からパスを受け、#5LIや#12LIが3Pシュートを次々と決めていく。このクォーターだけで4本も決められ、さらに#11CHENのリバウンドショットなど力強いプレーに押し切られ、41-45と中国にリードされたまま前半を折り返す。
3Q:開始から日本はオールコートプレスディフェンスを仕掛けていく。対する中国は、身長で上回るセンターを経由させながら、ボールをつないで日本のディフェンスに対抗する。拮抗したゲーム展開の中、日本はエース#9今野がここで奮起する。ドライブからタフショットを決め、外角シュートもも確率良く沈め、流れを呼び込む。70-61と日本が逆転し、最終クォーターを迎える。
4Q:日本はディフェンスの手を緩めずトランジションバスケットを展開し、自分たちのペースで試合を進める。さらに、#13東藤がドライブで相手ディフェンスをやっつけ、チームに勢いを与える。中国もオールコートディフェンスでプレッシャーをかけてくるも、日本のガード陣が落ち着いてボールを運び、流れを譲らない。そのままタイムアップとなり、94-79で日本が勝利し、予選ラウンドグループB1位通過し、準決勝進出を決めた。
次戦は11月2日(金)時間未定よりオーストラリアvsニュージーランドの勝者と決勝進出を懸けて対戦する。