FIBA U18 女子 アジア選手権大会 2018は準決勝を迎え、女子U18日本代表はオーストラリアと対戦。序盤から日本らしい速い展開で、高さあるオーストラリアに対抗し、リードを奪う。しかし、第2クォーターはインサイドや3Pシュートを決められ、38-39と逆転される。後半、オーストラリアのディフェンスに対応した日本は一気に点差を引き離すことに成功。第3クォーターを終え、68-51と17点差をつける。12名全員が役割を果たし、機動力とチームプレーでオーストラリアを上回り、90-77で快勝。目標に掲げた優勝へあと1勝に迫る。
1Q:日本、オーストラリアともにマンツーマンディフェンスでスタート。オーストラリアは高さを生かし、ナンバープレイでインサイドを攻め立てる。対する日本は連携を生かしたチームディフェンスで対抗し、速攻を出して得点につなげていく。交代した#11梅木、#12石牧がアウトサイドシュートを決める。テンポを上げたバスケットを展開した日本が21-12とリードし、第1クォーターを終える。
2Q:3-2ゾーンディフェンスのオーストラリアに対し、日本はドライブで対抗する。しかし、ゾーンアタックがうまくいかず、タイムアウトを取って再確認する。しかしオーストラリアの勢いを止められず、ブレイクやインサイドで攻められ、さらにキックアウトから3Pシュートを決められる。38-39とオーストラリアに逆転されて前半を折り返す。
3Q:後半開始、日本はゾーンに対してサイドボールスクリーンとドライブキックアウトで対応する。それにより、徐々にオーストラリアのディフェンスを切り崩していく。#7奥山、#9今野の3Pシュートや#11梅木のドライブで攻め入り、このクォーターだけで30-12のランを見せて逆転する。68-51と17点差をつけて最終ピリオドへ。
4Q:最終クォーター、オーストラリアはオールコートプレスでボールを奪いにくる。オフェンスでは積極的に3Pシュートを狙ってくる相手に対し、ディフェンスで食らいつく。日本はフレッシュなベンチメンバーを投入し、積極的なプレーで応戦するとともに層の厚さを見せつける。落ち着いてゲーム運びをした日本が90- 77でそのまま勝利し、決勝進出を決めた。
最終戦は11月3日(土)19:00(日本時間22:30)より中国と対戦する。