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「FIBA U18 女子アジア選手権 2018」決勝:中国の壁を越えられず76-89で敗れ、準優勝。中国が大会5連覇を達成し閉幕

「FIBA U18 女子アジア選手権 2018」は最終日、日本は決勝へ駒を進め、中国と対戦。予選ラウンドでは勝利した日本ですが、中国はこれまで4連覇しており、いずれも日本は決勝で敗れています。

高い壁を乗り越えるべく、ディフェンスをベースに日本が先手を取ります。しかし、中国は高さもさることながら、3Pシュートで対抗され、前半はどちらも譲らず38-38の同点で折り返します。第3クォーター、ゴールまでアタックする日本ですが、フィニッシュが決まりません。そのリバウンドを拾った中国はしっかり決めきり、50-62と12点差をつけられます。ラストクォーター、逆転を目指してゴールを狙いますが、精度を欠きます。3Pシュート成功数は中国の10本に対し、日本は1本しか決められず、76-89で敗れました。この結果により、日本は5大会連続準優勝。勝利した中国は5連覇を達成しました。

身長で負けている日本にとって、リバウンドは永遠の課題です。今大会、日本の平均身長は173cm。それに対し、中国は181cm、オーストラリアも182cmといずれも大きな相手です。しかし、準決勝のオーストラリア戦は50:42本で上回り、中国戦はいずれも9本と一桁差で凌ぐことができていました。課題に向かって取り組んできた成果が少しずつ見られています。

最後に勝てなかった悔しさとともに、オーストラリアや予選ラウンドで中国に勝利したことを自信に変え、来年開催されるFIBA 女子U19ワールドカップではさらなる活躍をしてくれると期待しています。

■最終結果

優 勝 中国(5大会連続16回目)
準優勝 日本
第3位 オーストラリア
第4位 韓国
第5位 ニュージーランド
第6位 チャイニーズ・タイペイ
第7位 インドネシア
第8位 マレーシア
※上位4チームは来年開催される 「FIBA U19 女子バスケットボールワールドカップ 2019」への出場権を獲得



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